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設計・デザインへの想いとこだわり
設計書に向き合う時間も、顧客に向き合う時間です。
私たちが家の設計に向き合う時、心に決めていることがあります。
それは、
そのために、長年培ってきた”知恵”や”アイデア”を、常にストックすることを心がけ、
”知恵”や”アイデア”は、最新の設計・施工技術と組み合わせながら、施主様の夢のマイホームの実現に、お役立てるようにしています。
デザインとコストへの挑戦
デザインとコストは、比例関係にあるのが、一般的です。
でも、ちょっとした”知恵”や”アイデア”で、コストを下げても、デザイン性も下げないやり方はイロイロとあります。
例えば・・・
壁の魅せ方
「家を小さく、建てれば低コスト」です。でも・・・
ただ家を小さくすればいい。というわけではありません。
図面と見積もりを見てから、コストを調整するのために床面積を減らすのではなく、
できれば相談・計画段階から検討することです。
単純に規模を縮小しただけでは、構造的にもデザイン的にもバランスの悪い建物になり、
大幅な図面修正を加えることになって、大変な手間がかかり・・・結果コストを減らすことにもつながらなくなります。
同じ面積なら、部分2階建てよりも総2階建て
1階と2階の床面積がほぼ同じ建物が「総2階建て」、
1階の床面積より、2階を小さくした建物が「部分2階建て」です。
両方の延べ床面積がまったく同じと仮定した場合、総2階建てのほうが建築コストは安くなります。
部分2階建ては、建坪が広く、基礎工事やコーナー処理がふえるため、材料費や工事費が高くなるからです。
床面積の工夫
壁には、大きく真壁(しんかべ)と大壁(おおかべ)があります。
真壁とは、古くから日本の建築に用いられてきた壁のつくりで、柱や梁などの建物の軸組が表面に見えてくる壁とのことを言います。
一方、大壁とは、柱や梁がパネルなどで覆い隠されて表面に見えてこないフラットな壁のことを言います。
現在のほとんどの住宅では、大壁が主流です。
真壁の場合、柱などが見えるため、丁寧に壁を仕上げていく必要があり、塗壁などで施工期間が長くなったりします。
一方、大壁の場合は、構造部材はパネルなどで隠され、ほとんどが施工の速い乾式工法となるため、比較的簡単な施工の壁となります。
そうした施工の容易さは、全体のコストを抑えるための1つの手段となります。
和室の必要性を見極める
「和室」を要望するお客様に理由を聞くと、意外とはっきりとした応えが、返ってこないことが多いのが
実感です。
その中でも、よく聞く理由として「親が来た時に・・・。」と言われますが、
親が来た時に、わざわざ和室に通しますでしょうか。
建てて数ヶ月なら、物珍しさで利用することはあるかもしれませんが・・・。
「和室」がNGというわけではなく、数年で数回しか利用されない可能性のある部屋を作るのを
止めるだけで、こだわりたいトコロに予算をまわすことができます。
建物の形はシンプルを心がける
家の形をシンプルにすることで、外壁の表面積を最小限になったり、下地材、仕上げ材に使われる、材料や工事の手間も減らすことができます。
同じ20m2の面積でも建物の形が
複雑になると、コーナーと同時に外周の面積も増えるので
外壁材や下地材、コーナー用建材などの材料費がかかります。
さらにコーナー処理には手間がかかるので工事費もアップ。
上のイラストのように、同じ床面積でもシンプルな形はコーナーが少なく、複雑な形はコーナーが多くなることがわかります。
面や角が多いとその分、材料がふえ、コーナー処理にも手間がかかってコストアップにつながってきます。
また建物は、シンプルであればあるほど、構造的にも強いといわれており、メリットも大きいのです。
その他にも・・・
KAKUDOの細かすぎる、プライスレスなこだわり。
- 設計時には、風水の視点からも一度、検討をする。
- 断熱材は必ずセルロース。セルロースの断熱効果は、「絶対に、絶対に、絶対に」信じちゃって良いです。
→セルロースの断熱材についてはコチラ - どんな案件も神社仏閣で培った、伝統技術と最新設計を、駆使する。